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地盤補強技術

地盤補強技術 -D・BOX工法-

D・BOXの基本的な強度原理

                                                        袋などに土を入れ上から荷重を加えると、袋が扁平し伸ばされる為、袋全体に張力が発生します。 その結果土の粒子が内側に押し付けられ、土粒子間に摩擦力が生じます。この張力を付加応力として発生した粒子間の摩擦力という「のり」が、D・BOXの基本的な強度の源なのです。

D・BOXの基本的な強度原理

                                                        外部より振動が入力されると、ごく微量ですがD・BOXに変形が生じます。この時D・BOX内部の固化している粒子が 動こうとするため、更なる摩擦力が発生します。つまりD・BOXは、振動エネルギーを摩擦エネルギーに変換する事により、入力された振動を弱めているのです。

D・BOXの内部拘束効果

                                                       D・BOXには、中詰材を内部より拘束し、耐圧強度や振動低減効果を増大する機能があります。 これにより、地盤反力のない極めて軟弱な地盤に設置しても、D・BOXは強度を発揮することができます。

出典:Metry研究所

D・BOX工法

D・BOX工法とは性能規格された高品質な袋の中に中詰材をパックして、様々な状況で地盤を補強して安定した性能を確保できる工法です。また地震や交通振動などの外部からの振動低減や液状化対策にも効果があります。

用途例

住宅基礎補強、擁壁基礎補強、道路路盤